思いを寄せる

一国の天皇が世界の平和と安寧を願う
心の姿はとても美しいと想います。

『天に在りては神と云い、人に在りては心と云い
 神と人とは一体ぞ、故に神を心と成せるを人と云う』
神は天に鎮まり、この現世で神の分御魂(わけみたま)を
この身に受けているのが人であり、それゆえ神と人とは
もともと一体であったのです。
人は神の魂を心(愛)としているのであり、
神と人とがお互いを生かしめる存在であると
云うことです。

私たちの心の思いは通じ合えるのです。
思いは神を鼓舞し人を動かします。
たとえ異次元にいる祖先の霊にでさえも
思いは即、通じます。
現世で、ましてや顔を見知っているもの
ならば通じない訳がありません。

そうやって思いが届くと私たちが普段、眠って
夢を見るように自然と願いを受け取るのです。

Milton Nascimento 「Travessia ♪」

実際のポルトガル語の歌詞の内容は
違うのですが、この曲を聴いていると
何故だか・・・

「最近、自分の中にある愛ゆえに哀しい。
哀しいゆえになお愛しい。
いずれは死する限りある命と
解かっているゆえの、この哀しみに
満ちた愛しさを、どう受け止めれば
いいのだろう。」
そんな思いが伝わってきます。

先の天皇は「庶民の皆さんに思いを寄せること
(心を通じ合わせること)に深い歓びを感じる」
と発言されていました。
私もその通りだと想います。
皆さんと心通わせることは
今ここに生きているからこその
生きることの醍醐味だと思います。