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聖誕際に寄せて

私は毎度、この日を迎えるといつも
彼の孤独を鑑みずにはいられず
思わず教会へと足が向いてしまうのです。

人はその一生を
己の肉体と魂だけを抱えて生きねばならない
孤独な生き物です。
けれど肉体の繋がりだけでは補えない
孤高(生命)には愛があるのを感じます。
それが私にとって唯一の救いであり、
この次元に於いての神の絶対的な真理だとも想います。

クリスマスと云うのは、ここ日本では・・・
ツリーを飾ってプレゼントを交換してケーキを食べる日だったり
彼女を特別なデートに誘う日だったりするけれど
本来は敬虔な祈りが捧げられる生誕祭。
そのことを繰り返し思い出させてくれる日でもあるのです。

救い主がこの世に生まれ、祝福された聖なる夜には
澄んだ夜空には清らかに星が輝き
御子は聖母の胸に抱かれ、スヤスヤと眠っています。

本来ならば
人は誰もが愛に包まれた安らかな夜を眠り
明るく清らかな人生を送るべく生まれてくるものです。
この清らかに満たされた赤子は
私であり、生まれた時のあなたであり、
他のすべての人々の原点であり、
回帰すべき安息の姿です。

自分がここに生まれていることを静かに感謝し、
憎まず争わず恨まず、愛と善意とで織りなす
送れますようにと心深く祈ろう。

愛を教え諭したかの人を犠牲にしても
いまだ、争いも憎しみも止むことがないこの世の在り様は
想えば、切なすぎるのだけれど・・・
けれどだからこそ、「愛したいのです」と祈ろう。
そして生命を愛し、平和を愛し、安らぎこそを望もう。

Rumer   「Some Lovers♪」