魂のゆらぎ

すっかり秋めいた今日この頃、気温が下がってきたことも手伝って
人肌が恋しいと想われるのではないでしょうか。

 

この時期より内観が始まるのです。

物理的にも今まで外に向いていた気が内側へと向き直り、
寒さも手伝って家に籠(こも)りやすくなる。
いわゆる冬籠りが始まります。

そして冬籠りが始まるのと、人と人との距離がぐっと身近になるのです。

そこでこんなお話はどうでしょう。

 

「太古より、この世界でのすべてのストーリーは
人と人との出会いに始まる

善と悪・歓びと悲しみ・愛と憎しみ・・・

すべては、そこから芽吹き

しなやかに根を張り

葉を茂らせて結実する

 

人が人である限り

触れ合う心に魂は宿る

いつの世も、人それぞれの生き様が

善くも悪くも歴史を刻んで行くように

 

光満つれば闇在りて

影射されれば人生、華もなし

真実はいつわりを孕み

いつわりの中に真実は潜み

運命の扉はゆるりと開く

人の世の出会いと別れも

また、かくのごとし

 

知っているか

人は誰かしらと巡り会うために生まれてくるのだ

その数ある出会いの中から人はともに人生を歩み、

苦楽を分かち合うべき相手を見出すのであろう

真実の出会いもあるだろう、錯覚もあれば打算もあろう

ただ、どういう形をとるにせよ、

人を愛するということは善くも悪くも何かを産むことなのだ

 

神はひとつの魂を半分にして、

それぞれ違った生命の中に封じてしまわれるのだそうな

人の世の出会いと別れは、欠けた半分の魂を求め、

あてどなくさすらうためにあるのだから」

 

この星での物語は神のシナリオによる人類を巻き込んだ
壮大な宇宙のオペラ(歌劇)のようなもの。

そしてそのストーリーは人々の心の揺らぎがなければ生まれては来ないのです。

歌劇だけではなく、この世界の芸術や文化は魂の揺らぎがなければ
生まれてはいなかった。

 

歓喜と絶望、愛と憎悪、歓びと嫉妬、解放感と独占欲、
絶頂感とどん底感など、
この世界では波動の波は荒くそして大きいのです。

でもそのどちらもがあるからこそ、
その揺らぎがハートを養うのだと想います。

 

恋すれば、ハートの揺らぎは魂の揺らぎに匹敵するほどに
人は生命をかけて相手の存在に翻弄されるようになるのです。

 

でもとっても不思議ですよね。

人が人を好きになることって。

この気持ちはどこからやってくるのだろうかといつも想います。

 

 

今日は秋にピッタリのこの曲をお送りします。

Leon Russell 「A Song For You♪」

 

今確かなこの瞬間に、もし私がみなさんに
明日にひとつだけ残せるものがあるのなら
それは憎しみや後悔などではなく、
心穏やかな安らいだ日々でありたいと願っています。

この晴れ渡った秋空の元、休息を愉しまれますよう。

(休日っていいですよね、まわりがマッタリしていて心が安らぎます)